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アキシャルヘッド

アキシャルヘッド(Aシリーズ)

アキシャルヘッド(Aシリーズ)は3点ロールとクラッチ機構を備えた転造ツールです。端面方向から3点ロールでワークに喰い付き、あゆみ転造でねじ形成をします。
ロールは材料の外周を周り、その軸方向に進みます。材料の回転数がいくつであっても、ロールは1回転あたりピッチ分進みます。ワークがどんな長さであっても加工できます。加工が終了するとクラッチ機構でロールが開いてワークを離すので早戻しが可能です。クラッチの戻しに関しては“ロール開閉機構の仕組み”の項目を参照してください。ヘッドを固定して材料を回転させても、ヘッドを回転させて材料を固定しても使用出来ます。
ヘッドは(1)固定型=F型(主に旋盤、自動旋盤、NC旋盤、トランススファマシンに使用)、(2)回転型=G型(NC旋盤、六軸自動盤、マシニングセンタ、トランスファマシン、ボール盤等に使用)、(3)フランジ付回転型=R型(大型旋盤、トランスファマシン、ねじ切り専用機等に使用)の3タイプがあります。 形成できるねじの種類はメートル並目・細目、ユニファイ並目・細目、ウィット並目・細目、管用並行ウィット、管用テーパなどがあります。ねじの他にローレット・バニシング等も加工可能です。


ヘッド(ロール)開閉機構の仕組み

アキシャルヘッドは加工し終わるとヘッドが開く仕組みになっています。次に転造するためにヘッドを閉じなければなりません。

刃物台を停止するとヘッドが開く ハンドルをプログラムで押してヘッドを閉じる
刃物台を停止するとヘッドが開く ハンドルをプログラムで押してヘッドを閉じる

F型=ヘッド固定用

F型=ヘッド固定用


F型転造ヘッドはヘッド部が固定用です。標準は保持部が丸シャンク(ミリまたはインチ)ですが、ご要望により特殊サイズのシャンクやVDI20/30/40も供給できます。旋盤、NC旋盤、タレット旋盤、自動旋盤、トランファマシン、専用機等に装着できます。

F型

寸法一覧表ダウンロード(PDFファイル)>>


*寸法表のaはクラッチが切り替わるまでのあそび寸法。つまりストップスクリューや送り停止位置からこの寸法分進んで(転造して)からヘッドが開きます。また、寸法図の矢印はヘッドを閉じる方向で、Oはその回転角度を示しています。

呼名:固定式ヘッドサイズ1はアキシャルのAとサイズ1と固定のFを組み合わせ=A-1Fとします。左ねじのときは最後にLを付けてくだ さい。 サイズ4〜56はRNタイプ(新発売)として別途資料をご請求ください。

ヘッド(ロール)開閉機構の仕組み

開く ストップスクリューを使用して ストップスクリューは螺長を設定するための道具です。材料の端面がそれに接触すると直ぐクラッチが開放され自動的にヘッドが開きます。
機械送りの停止で ヘッドの送りを停止すると、クラッチが開放されるまでヘッド前方はさらに前へと引っ張られ、自動的に開きます。
閉じる 手動 ヘッド前方部のハンドルをクラッチが連結するまで手で回してください。
自動 NCタレット旋盤でハンドルをシリンダやその他の工具等を使って押すと、ヘッド前方部はヘッドが閉じるまで回ります。ハンドルの代わりにベアリングをつける事も出来ます。

G型=ヘッド固定・回転兼用

G型=ヘッド固定・回転兼用

G型転造ヘッドは固定式でも回転式でも使用できます。ヘッドを回転させて使うときワークは固定となります。ヘッドは通常NC旋盤、多軸旋盤、トランスファマシン、ボール盤に取りつけます。G型はA-0G〜A-34Gまでしか生産できません。標準で丸シャンク、ご要望によりヘッドにフランジを取りつけることも出来ます。⇒R型ご参照ください。

呼名:固定式ヘッドサイズ1はアキシャルのAとサイズ1と回転のGを組み合わせ=A-1Gとします。

G型

寸法一覧表ダウンロード(PDFファイル)>>


*寸法表のaクラッチが切り替わるまでのあそび寸法。つまりストップスクリューや送り停止位置からこの寸法分転造してからヘッドが開きます。また、寸法図の矢印はヘッドを閉じる方向で、Oはその回転角度を示しています。

ロールの開閉機構の仕組み

開く ストップスクリューを使用して ⇒F型と同じ
機械送りの停止で ⇒F型と同じ
閉じる ヘッドの慣性を利用して ヘッドの回転を低速から高速に急に変えるとヘッドは自動的に閉まります。
外側から閉じる仕組みを
利用して
ブレーキシューを伴ったヨークを使って回転しているヘッド前方部をクラッチがスプリングハウジングとシャンクの間に連結するまでスローダウンさせる。(写真1.2)
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